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僕は猫のミッキーです

 僕は猫のミッキーです。

 今はもういません。

 去年の春の夜、一人歩いているとき誰かに熱湯をかけられました。


 とても熱く、何が起こったのかわかりませんでした。気がつくと家でした。


 大火傷した僕を見て飼主さんは驚き、すぐ夜間救急動物病院へ連れていってくれました。
 
毛を刈られ火傷を消毒してもらい、翌日近くの動物病院に入院しました。

 でも日に日に皮膚がただれ、体液がしみ出て、化膿も始まってきました。


 体中がピリピリ痛みます。


 食欲も全くありません。

 病院の先生は、鼻から胃までチューブを通し、栄養を補給してくれています。


 でも、ただれた皮膚からのその吸収した栄養分も漏れ出ているようです。


 入院も20日目になりましたが、もう猫の姿をしていません。

 なぜ僕がこんな目に?僕が悪かったのは外でウンチやオシッコをしていたことです。


 そして、女の子の声に誘われてついふらふら外に出かけ、夜な夜な騒いだことです。

 僕も飼主さんも猫は自然のまま生きていくのがいいと思っていました。


 でも今から考えれば、去勢をしてもらい、


 家で家族と一緒に長く楽しく暮らしたかったと思います。
 
 僕の気が遠くなっていくときに、先生もそう言っていました。

 


    コ ラ ム