
回 虫 症 (人畜共通伝染病)
動物を介して人に伝染する病気は、人畜共通伝染病と呼ばれています。病原体は、ウィルス・細菌・寄生虫であり、多種類存在します。ペットの人畜共通伝染病で公衆衛生上よく社会問題する病気に回虫症があります。
犬猫では、非常に多い病気であり、胎盤感染も起こすので、出生時からすでに小腸内に多数の回虫を容れるものもあります。犬猫に回虫が寄生した場合、腸・リンパ管・肝・心臓・肺と回虫が移動する体内移行を起こし、それに伴い様々な症状を示します。
人の場合、犬(猫)回虫卵を経口摂取する事により感染します。感染後、人の体内でも犬猫と同様に体内移行を始め、肝臓の肥大や喘息様の発作、又、眼球に移行して失明する事もあります。特に幼児に好発するようです。
しかしペットを適切に健康管理すれば恐れることはありません。年に4回(春夏秋冬)は便の検査を行い、便中に回虫卵が混ざっていないか確かめてもらいましょう。
コ ラ ム