
インコの心の病気
おしゃべり上手なセキセイインコや歌を歌うボタンインコなど行動特質を持つ鳥がいます。インコやオウムには知性があります。知性を持つがゆえに心の病を発症することがあります。退屈から来るストレスや、神経症という病気もあります。その代表的な症状は毛引き症と呼ばれ、自分の毛を次々引き抜いてしまう自虐行為です。
又、知性があるので恋もします。雄のインコは、鏡に映った自分の姿や飼い主に恋した場合、相手に自分の食べた餌を与えるための嘔吐が始まります。そして、犬と同様鳥も優位や優越を感じます。2羽を同じケージで飼育している場合、優位に立とうとする鳥は、他の鳥の頭の羽をむしろうと攻撃的になります。
飼い主の胸より高い場所で飼育されているインコは、飼い主に対して支配的であると考えるため、飼い主を攻撃することも報告されています。以前コバタンの鳴き声で相談を受けたことがありますが、この鳥は叫び声をあげたときに注意を払ってくれる”お気に入りの人”を学習していたため、この行為を実践していました。
インコ類のいくつかの種類は高度に社会的な鳥のため、環境に調和していこうとすればストレスで神経症におちいったり、狭いケージの中だけで過ごせば退屈して自虐行為をしたりと、人の心と似ているかもしれません。
コ ラ ム